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私たちの事業

道路の果たす役割

道路舗装を担うということは、公共性が高く、社会貢献に直結した仕事ができるということです。高速道路や空港などの大型の工事も手掛けますが、中心となるのは地域の生活基盤となっている道路の工事です。自分が携わった道路が完成し、住民の方が喜んでくれている姿や、地域が発展していく様子を目にすると、きっと仕事にやりがいを感じるはずです。

交通機能として

自動車、自転車、歩行者などが安心して利用できる交通網として、生活に必要な物資の輸送路として、また緊急車両の通行など私たちの生活に必要不可欠な役割があります。

公共施設の収容空間として

道路の地下、地上には電気やガス、上下水道、電話線などの生活に欠かせないライフラインを収納しています。また都市部では地下鉄などの交通機関や、雨水をためる貯水池などの収容空間として利用されています。

都市形成として

道路網は、都市の骨格を形成すると共に、市街地や地域の発展に重要な役割を担っています。また火災時は延焼を防ぎ、災害時には避難経路として利用されます。

環境空間として

歩道にある街路樹による都市緑化、道路空間を利用した採光の確保や、通風など、環境空間として私たちの生活に深く関わっています。

プロジェクト紹介

  1. 銀座ワンナイトリフレッシュ

    銀座ワンナイトリフレッシュ

    たった一夜、15時間で
    生まれ変わった銀座中央通り

    2004年9月18日~17日に掛けて行われた、一般国道15号・銀座中央通り(銀座5~8丁目まで405m)の27年ぶりの舗装修繕工事です。既設車道舗装を切削し、新たな舗装を行いました。

    従来であれば、週1回の分割工事で工期が2カ月掛かる工事ですが、銀座通りを利用する方々のお時間をなるべく奪わないよう、この工事は一夜(15時間)で完了するよう計画されました。

    この工事には、作業監督約10名、作業管理員40名、施工機械やダンプの運転手158名、誘導整理員144名の総勢約360名が参加。交通量が減る土曜の21時以降に工事を開始し、歩行者天国が始まる日曜の12時までに工事を完了しました。成功には、福田道路が持てる人材と技術の結集と、綿密な計画が不可欠でした。まさに、福田道路の総力が結集した15時間でした。

    定期的な舗装修繕は安全のために不可欠ですが、皆さまに少しでも早く新しい道路を利用してもらいたいという想いから、福田道路ではより安全で効率的な工法や技術を日々研究しています。

    18:15~
    点呼・作業内容の最終確認
    19:30~
    工事車両移動・交通規制準備
    21:00~
    交通規制開始
    21:15~
    工事車両の現場到着
    21:30~
    路面切削機による切削作業開始
    23:30~
    ひび割れ補修・アスファルト乳剤散布
    01:10~
    基層アスファルト舗装作業・ローラによる転圧
    03:00~
    排水性舗装のための導水パイプ敷設
    06:00~
    表層アスファルト舗装作業・ローラによる転圧
    08:00~
    区画線・速度規制表示・横断歩道などの設置
    11:30~
    路面周辺の掃除・交通規制解除
    12:00~
    銀座中央通り歩行者天国スタート

  2. 八箇峠トンネル 情報化施工

    八箇峠トンネル 情報化施工

    情報化施工により、
    短工期と健全な現場環境を

    2015~2017年、新潟県十日町市の国道253号八箇峠で行われたトンネル舗装工事です。交通の難所である「八箇峠」の交通障害を解消を目的とし、十日町と南魚沼の一体的な生活圏の形成や、急患や災害といった緊急時の活用など、地域の方々の長年の期待に応える工事となりました。

    トンネル全長2,840mのうち、福田道路は十日町側区間の1,750mを施工。実働の工期215日で換算すると、1日に施工する長さは約8.1m。十日町は日本でも有数の豪雪地帯なので、降雪前に現場作業を完成させる必要がありました。

    また、同現場は完全週休2日実施支援のモデル工事として、健全な現場環境の維持に配慮されました。情報化施工やスリップフォーム工法などの導入により、舗装の準備作業の省力化や、正確で効率的な施工が可能となり、現場環境の改善に繋がりました。

    プロジェクトメンバーからも「週末の予定が組みやすかった」「日常生活の充実した」などの声が挙がるなど、取り組みの成果を実感できる現場となりました。

  3. 新潟スタジアム・ビッグスワン
    トラック改修工事

    新潟スタジアム・ビッグスワン
    トラック改修工事

    スポーツのドラマを生む
    国際基準の陸上トラック

    2012年、新潟スタジアム・ビッグスワンの陸上トラックのリフレッシュを行いました。既存の表層材を除去し、新たに9レーンの全天候型表層材を施工すると同時に、国際陸連の規格改定にあわせてレーン幅などを変更。これにより、国際大会開催のための国際規格(国際陸上競技連盟(IAAF)CLASS1)に日本で最初に認定された陸上トラックになりました。

    競技の公平性や安全性のため、陸上トラックでは高い精度が求められます。よって、切削・施工作業は、入念な検査や、定期的な切削厚の確認をしながら進められました。

    新設されたウレタン舗装は衝撃吸収性とすべり抵抗性に優れ、均一で安定した走路を実現。ウレタン層に、プライマー塗布、エンボス材(表面の凸凹)吹き付け、表面仕上げを施し、最後に距離や角度を正確に測定しながら陸上トラックのレーンをマーキング。最終検査を経て、新たな陸上トラックが完成しました。

    スポーツ競技用のフィールドには専用に開発された表層材が用いられますが、基層部分には一般の道路舗装技術が生かされています。選手が競技に集中でき、エキサイティングなドラマが生まれるよう、環境に合わせた最適な舞台を用意し維持することが私たちの使命です。

  4. 中部横断自動車道
    新清水JCT~富沢IC間北舗装工事

    中部横断自動車道
    新清水JCT~富沢IC間北舗装工事

    工期が限られるなか、
    効率的で質の高い工事を実現

    2019年3月の開通に向けた、静岡県静岡市と山梨県峡南エリアを結ぶ高速道路の建設工事です。生活や観光の面から住民の方々の期待された中部横断自動車道。福田道路は静岡・山梨県境から山梨側の9.2㎞の区間の舗装工事を担当しました。

    この工事は、着工段階からトラブルに見舞われました。高速道路の舗装工事は、トンネルや土工事の引き渡し検査後にスタートすることができますが、検査当日になってトンネル工事の引き渡しが1カ月遅れることが判明。工程をタイトに組み直し、工事を進める必要に迫られました。

    限られた工期で質の高い工事を行うため、情報化施工を積極導入。路盤、コンクリート舗装、アスファルト舗装の全ての工程においてTS(トータルステーション)を活用し、効率的な施工管理を行いました。

    また、段階的に工事を進める従来の工程では、開通予定日までに工事を終えることが困難と想定されたため、構造物と道路舗装の施工を並行して行えるよう工程を組み直し、結果的に工程のロスを最小限に抑えた施工を実現することができました。

社会貢献

福田道路は道路建設事業とともに、以下のような活動を通して地域社会に貢献しています。

出前授業

将来の建設界の担い手確保のため、地域の子どもたちに建設業・舗装業の重要性、社会貢献度について、体験授業を通して学んでもらう活動をしています。

社内レクリエーション

地域社会との共生・健康増進など「持続可能な社会実現」に向け、事業所毎にテーマを掲げて、レクリエーションを実施しています。事業所のある地域での食事会やフルーツ狩り(地産地消)などが人気です。

環境活動

地域の環境美化、環境維持、エコドライブ推進など、全国各地の事業所にて環境活動に積極的に取り組んでいます。

交通安全啓発活動

交通事故死の撲滅を願い、交通安全決起大会や街頭での啓発活動に参加。シートベルトの着用、スピード注意、歩行者および自転車利用者の事故防止など、交通安全を呼びかけています。

会社概要

会社名 福田道路株式会社
創業 1949年(昭和24年)
設立 1970年(昭和45年)11月
代表者 代表取締役社長 海野 正美
本社所在地 新潟県新潟市中央区川岸町一丁目53番地1

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