ファインテープ新発売のお知らせ
2003年12月22日お知らせ
従来から上下水道、ガス管、光ケーブル等の道路埋設工事における舗装復旧工事では、既設舗装と新設舗装面の目地から雨水などの浸水によって起こる道路破壊を防ぐことを目的に、ジョイント部にアスファルト等を塗布するシールコートを求められることが多くあります。この方法は、アスファルトを加熱溶融することが必要であり火気の使用に伴う火災や火傷等の危険があり、作業に時間がかかり均一に仕上げることが難しいといった問題がありました。
そこで耐久性があり誰もが簡単、安全に見栄え良く仕上がるシールコートは無いか研究、検討を重ねた結果、これらの諸問題を解決したゴム素材の目地防水テープを開発しました。
舗装ジョイント部に貼付け、足又は小ローラーで圧着するといった作業のため手間もコストも大幅に節約することができます。
製品の写真と荷姿
特徴
- 環境に配慮して原材料に再生素材を使用している。
- 施工が極めて簡単かつ容易である。
- 本品は、ブチルゴムを主体としたゴムコンパウンドであるため弾性に富、100℃以上の温度域でも流動せず、-20℃以下でも可撓性がありヒビ割れしない。
- 素材はコーキングや、止水テープとして実績があり、舗装との密着強度が大きい。
- 加熱溶融する必要が無く、悪臭等のガスの発生が無い。
- 火気を使用しないため火傷、火災等の心配が無い。
- 薄いテープの為、段差が生じない。
- 価格はアスファルトゴムと同等。
施工例
施工前
施工後
1.施工前清掃
付着をよくするため、ジョイント部の清掃を行います。
2.設置
ファインテープをジョイントに圧着します。
3.付着防止剤散布
タイヤへの付着を防止するために砂等を散布します。
4.完了
余分な付着防止砂を掃き取れば、ただちに交通開放できます。
施工後、1年経過した状態 (写真をクリックすると拡大表示されます)
施工上の注意
- テープ貼付面が十分に乾燥した状態で使用して下さい。
- テープ貼付面の埃はきれいに拭き取って下さい。
- テープを貼って剥離紙の上から転圧、踏圧をかけ路面と十分接着していることを確認してください。
- 接着後、剥離紙をはがし、砂などの付着防止材を十分ふりまき、通過車両等に対する付着を防止して下さい。
- 施工完了後、路面との接着性、テープ表面の付着防止が十分であるか状態を確認して解放して下さい。
お問い合わせ
ファインテープについてのお問い合わせは、お近くの本支店・営業所までお願いいたします。